[NO "Futon", NO LIFE.]

小川楓太のはてなブログ

"GAKKO 2013"のApplicationを書いた

正直、迷っていた"GAKKO 2013"のApplicationを書きました。

理由は様々ありますが、受験予定の慶應義塾大学SFCで受験直前に行われる「未来構想キャンプ」の日程と被っていたというのも大きな理由でした。

SFCのC方式受験(一次書類審査なし、「未来構想キャンプ」その他での入賞者のみ受験資格あり)を完全に捨てることになります。それに開催期間中に出願もあるのです。

それでも僕は"GAKKO 2013"を選びました。

 

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人に「どうして君はそんな人になったの?」と聞かれた時僕は以下のように、人生のターニングポイントを三本柱で話しています。

まず一つ目に、生まれた時つまり親が自宅兼事務所であったり、その他、一般的な親と違っていたこと。二つ目に、高校一年生の夏休みに作家・思想家の東浩紀さんに出会い、今でも大変良くして頂いていること。そして、三つ目にひょんな事から"GAKKO 2012"に参加し、一生付き合っていけるような友達と先輩に出会えたこと。

このように、僕の17年間の人生の中でトップ3に入るほど影響を受けた"GAKKO 2012"にもう一度参加したいと思うのは当然です。

 

考えてみれば、僕は参加するまであまりこのサマーキャンプに期待していませんでした。杉本博司さんの護王神社を見てみたいという奇をてらったような参加理由が、本当に正直な気持ちで、ワークショップの内容は正直あまり興味ありませんでした。それよりもすべて英語でこなさなければいけない不安が大きかったです。

 

しかし、参加してみると毎日が面白いことだらけ。直島は綺麗だし、なによりも初日に"Senpai"やチームメイトが支えてくれたおかげて英語に対する不安がまったく無くなったことが大きかった。その後2012年の夏休み中にイギリスに家族旅行に行く予定だったが、僕一人だけ予定が入ってしまい、次の日のトランジット有りの飛行機で行くことになった時もまったく不安が無かった(それどころか、イギリス人の乗務員にお酒を進められて、日本では20歳以上にならないと飲めないことを説明して、仲良くなったりと楽しかった)。もう一生英語で尻込みすることはないだろうと思います。

 

そして何よりも、一生付き合っていける友達が見つかったことは大きかった。三月には南藤優明と一緒に「全国高校生徒会大会」を成功させましたし、楠正宏と一緒に鈴木寛さんのスタジオ「すずスタ」を作ったり、灘高校の東京合宿に参加したりしました。ほかのメンバーとも定期的に"Reunion"を開いているし、お互い高め合える関係になっていることが素晴らしいと思うのです。

 

 

これを僕は、「21世紀型の青春」と呼ぶことにしました。

 

"GAKKO 2012"には僕のかけがえのない高校二年生の夏休みを賭するに値しました。

「21世紀型の青春」がそこに在ったからです!

 

 

まだ参加者は募集中ですし、最後の説明会も大阪で5月16日、東京で5月18日に開催されるようで、東京での説明会には昨年ゲストとして参加してくださった株式会社ロフトワーク代表の林千晶さんもご参加される予定だそうです。

申し込みが必要なようなので興味のある方はお早めに。

 

 

今年も「21世紀型の青春」がそこにあることを願って(「変わらないもの」を聞きながら)。

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