[NO "Futon", NO LIFE.]

小川楓太のはてなブログ

東浩紀さんに大学進学について聞いてみた。

現在、東浩紀さんを中心に進行している計画、福島第一原発観光地化計画の会議が1月14日にあった。ほとんどおしかけのような感じで、オブザーバーとして会議に参加させて頂き、その後の打ち上げでちょうど僕と東さん以外が盛り上がっているタイミングがあったので、先日読み終わった『クォンタム・ファミリーズ』について質問させてもらった。ついでに、進学について聞いてみた(『クォンタム・ファミリーズ』についてはまた今度書きます)。

クォンタム・ファミリーズ (河出文庫)

クォンタム・ファミリーズ (河出文庫)

 

とか書いておきながら、実は進学についてというよりは、どうして僕は学力が他の能力に比例しないのかという不毛な質問をした…。そうしたら、予想以上に真剣な答えが返ってきた。

 

僕「この間"GAKKO Project"の友達と久しぶりに会ったら、Harvard、Yale、Oxford…とか世界の名だたる大学に進学が決まってる人ばかりで、先日ゲンロンに連れてきた南藤も灘の生徒会長で超勉強出来る。こんなに自分の周りに勉強出来るヤツばっかり居て、しかも僕も同じぐらいに熟考している気がする、いやしている。それなのに、どうして僕は学力が乏しいんですかね…。」

 

東さん「小川君。年をとるっていうのは、自分より明らかに能力がなかったり頭が悪い人間が、自分よりお金を儲けていたり影響力を持っている事を知るってことなんだよ。この先沢山そういう経験をすることになる。でも、そこでめげないで、世界を変える力があるのは自分だと信じ抜くこと。それが大切なんだ。」

 

津田さん「で、君はどこの大学受けるの? 大学には行くんでしょ?」

 

僕「迷ってたんですけど、最近決心しました。でも学力がないんで…。」

 

津田さん「だったら、AOでSFCとかどうなの?」

 

梅沢さん「美術系の大学だけはやめておいた方がいいよ。」

 

僕「はい。AO入試で慶應のSFCにしようと思ってます。美術系は一時期志してはいたんですけど、予備校に話を聞きに行って違うと思ったのでやめました。」

 

東さん「へー。徳久、今の聞いてた? オレ、結構良いこと言ってたんだけど。」

 

徳久さん「えっ。いや…w すみません。世界をどうやって変えるかみたいな話ですか?w」

 

東さん「はー…。まあ合ってる気もする。まあ、そういうことだ。小川君。」

 

ということで、大学はAO入試慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)を目指すことにしました。

 

こうして文字に起こすと、文字通り臨場感がなくてそれだけかよって感じですが、面と向かって言われるとすごく説得力がありました。なんか重要なこと言われた気がするな。